ジョギング時の正しい姿勢

ジョギングをしていて、少ししか走っていないのに、体が痛みだした経験はありますか？

私は、あります。

なぜ、痛み出したのか？

その原因を考えた際、私は、ある結論に達しました。

それは、「ジョギング時の姿勢」でした。

走る際に姿勢が悪いと、
体の傾いている部分に力が集まるため、
負荷が生じ、怪我のリスクが上がります。

怪我をしないためにも、まずは、姿勢を意識すると良いです！

では、ジョギング時の姿勢について解説していきます。

姿勢のポイント

ジョギング時における姿勢のポイントを以下にまとめます。

【ポイント_上半身編】

　・背筋と腰をしっかり伸ばす
　・肩の力を抜く
　・全身をリラックスさせる
　・走る際、腕は軽く後ろへ引く

なお、背筋と腰についてですが、
リラックスした状態で軽くジャンプし、
着地した瞬間が背筋と腰が伸びている状態です。

リラックスした状態で軽くジャンプは、
姿勢を意識するための参考になりますので
一度試すことをお勧めします。

【ポイント_下半身編】

　・足裏全体に体重をかける
　・つま先のやや後ろ付近で着地
　・つま先で真下を蹴る

つま先のやや後ろとは、下図の通りです。

ポイントを詳細に書きましたが、
私が特に意識していることは２つです。

１．全身、特に上半身は、リラックスさせる

２．へそ下４～５cm（丹田）に体の重心を持ってくる

体の細部に集中しながら走るのは難しいので、まずは、上記２点を意識するだけでも良いと思います。

私は、ジョギングを楽しむために、
今でも、この２点を意識しています。

フォームのポイント

ジョギング時におけるフォームのポイントを以下にまとめます。

【ポイント_上半身編】

　・視線は正面
　・あごは真っすぐ（少し上でも可）
　・ひじは９０度に軽く曲げる

「あごは真っすぐ」とは、
目線を６０～８０メートル先に置く
ようにすると良いです。

私は、目線を６０～８０メートル先に置いて
ジョギングをしています。

【ポイント_下半身編】

　・足の裏全体が地面についた時、
　　頭から足までが一直線上になるようにする
　　（足だけが前にでないように）

　・着地の際、腰やひざに
　　負担がかからないように注意する

フォームが崩れると、怪我のリスクが上がります。

ですので、まずは、ウォーキングで、この姿勢を習得する
ことをお勧めします。

なお、ウォーキングでは、「頭から足までが一直線上」
については、不可能ですので、
歩きながらポイントをイメージしてください。

走法

ジョギング時の走法については有名ですので、
知っている方もいると思います。

走法には、２つあります。

まず、「ストライド走法」です。

ストライド走法とは、歩幅を大きくとる走法です。

筋力とスタミナが要求されます。

ですので、フルマラソンで、３時間以内を目指す方は、
ストライド走法を意識すると良いと思います。

二つ目は、「ピッチ走法」です。

ピッチ走法とは、歩幅をせまくし、足の運びを速くする走法です。

歩幅が狭い分、筋力の負担がストライド走法よりも軽減されます。

ですので、
健康のためにジョギングをしたい方
にお勧めの走法です。

ちなみに、ピッチ走法は、音楽の「テンポ」の考え方と
似ているので、音楽が趣味の私にとって、とても走りやすい走法です。

現在でもピッチ走法で走っています。

まとめ

ジョギング時の正しい姿勢とは、
上半身をリラックスさせ、腰より下に体の重心を持ってくる
ことです。

怪我のリスクを軽減させるために、
ジョギング時のフォームを意識し、
ピッチ走法で走ります。

健康のためにジョギングを始めたのに、
ジョギングをして怪我をしましたでは、
元も子もありません。

健康を維持するために、
正しい姿勢、正しいフォームでジョギング
をしましょう！！